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トンがったSONYが帰って来た:VAIO Type P。

久しぶりに、SONYの「モノづくりへのプライド」を見た気がする。
ティザーサイトなどで予告されていた、SONY の Netbook「VAIO Type P」が正式に発表。
そのデザインと異端仕様に衝撃を受けた。
片手で掴めるように、と設計&デザインされた筐体。
むしろ、狂態。
ジーンズのポケットにだって、入っちゃ、、う!?
スペックは、以下の通り。
- ディスプレイ:8インチ(1600×768 px)
- CPU:Intel Atom 1.33 / 1.60 / 1.86 GHz
- メモリ:2GB
- ストレージ:60GB HDD / 64GB or 128GB SSD
- バッテリー駆動時間:標準バッテリー 4時間 / 大容量バッテリー 9時間
- サイズ:245×120×19.8 mm(長形3号の封筒とほぼ同サイズ)
- 重量:588g~758g
価格は、オープンプライス。店頭価格は、10万円前後の見込み。
8インチで、1600×768pxって、どんな変態解像度だ。
(右は、10.2型ワイド液晶を備えたHP Mini 1000。1024×600 px。画像は、ITmedia +D より。)
こんなに小さくて、縦768pxあるのがスゴイっちゃスゴイが、ピクセル詰まり過ぎて目が痛くなりそうな気がする。。でも、この「どんだけ横長やねん!どんだけ高解像度やねん!」ってノリが、ちょっと気持ちよかったりする(笑)。
久しぶりに、SONYのトンがったモノづくり精神を見た気がして、心地良い。
この異端具合が、果たして、一般受けするのか?売れるのか?どんな運命を辿るのか?は、わからないけれど、そんな事は関係無しに、何故か欲しくなる、不思議な魔力がある。
「何がなんでも、面白いモノ、今までにないモノをつくってやろう!」、っていう製作者の魂が乗っかってるんだ。コレだよ、コレ。最近のSONYから感じられなかったものは。
でも、コレ ↓ は、とりあえず無理し過ぎだな。。破れるし、歩けないって。
こういうのを見ると、iPod nano をジーンズのコインポケットから登場させたり、MacBook Air を封筒から登場させたり、Apple は無理なくインパクトを持ってアピールしてきたなぁ、と今更ながらに思う。
気になるのは質感かな。実際に触ってみたい。
製作者インタビューによると、塗装にはかなりこだわったみたいだけれど、写真を見る限り、筐体はチャチそうに見える。Netbook だから、剛性感や質感よりも軽さが重要なのかもしれないけれど。
これ見て、Apple がアルミユニボディの Netbook をつくったら、トンデモなく魅力的なんじゃないかと、改めて思った。片手に収まる、小さく剛性の高い、一つのアルミの塊のような MacBook。”MacBook stick” とか。多少、重量があったって構わない。出ないかなぁ。出ないだろうなぁ。。

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