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iPhone 3G Eメール(i)の保存期間が無期限に!

投稿日 2008/08/06閲覧数 6,166 viewsコメント数 2 Comments add to hatena (0) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (0) add to Yahoo!Bookmark (0)
iPhone 3G Eメール(i)の保存期間が無期限に!

8/5、パケット定額制の変更と同時に、Eメール(i)のサービス拡充も発表された!

ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、社長:孫 正義)は、「iPhone™(アイフォーン)3G」(アップル社製)向けに提供しているメールサービス「Eメール(i)」について、本日より、メールの保存期間を無期限に変更いたします。
ニュースリリース

  • 変更前:200MBもしくは最大5,000件を30日間保存
  • 変更後:200MBもしくは最大5,000件を無期限保存

Eメール(i)のサービス拡充は、素直に嬉しい。
iPhone 3G にして、日本の携帯に慣れ親しんだ身としては、メールが30日しか保存されずに消えていってしまう、というのは、かなりいただけない仕様だった。(実際、昔のメールをそんなに見返すことがあるのかという話もあるけれど。)

それが解消された。

これからは、容量の制限はあるものの、「一定時間で消滅してしまう…!」という007ばりの緊張感にさいなまれることなく、メールを利用することができる。

定額制の変更といい、Eメール(i)の変更といい、SoftBankの対応には好感が持てる。

結局、どんな業界でも、ユーザー(クライアント)視点を忘れない企業は強いし、ユーザーを味方につけられるかどうかが勝負だ。孫さんは、その辺をよくわかっていると思うし、また、それをユーザーに非常にわかりやすい形で伝えてくる。「皆さんの声にお応えしましたよ。」と。そのわかりやすさに、好き嫌いはあるかもしれないけれど(ゲリラ型マーケティングとの批判もある)、わかりやすいコミュニケーションがとれるということは、それだけで強い武器だ。

キャメロンやブラピしかり、白戸家のお父さんしかり。SoftBankのCMは、見ていて気持ちがいい。コミュニケーション戦略が明確だからだ。何を伝えたいのかが、ストレスなくわかる。
一方で、docomoやauは、どうだろう。「Answer」や「庭」など、象徴的な言葉は出すものの、その実態が何かがわからない。実態を伴わない言葉は空しい。
圧倒的なブランドイメージと、親しみやすさ・お得感。明確な2大戦略で打ち出すSoftBank。SoftBankがiPhoneを獲得したことに、納得してきた最近。SoftBankとiPhoneの未来が楽しみだ。

※ docomoの新ロゴなど、ブランド戦略について、ドコモ創業時に旧CIを全面的にコンサルティングしたPAOS代表の中西元男さんが語っている。流石としか言えない言葉が並んでいる。

中西元男公式ブログ | 中西元男 実験人生: DoCoMoどうした?

今や時代は経済尺度や指標だけで動くものではなく、環境や文化を併せ持った上での発展といった新指標を必要としている時代です。そうした一歩先を行くチャンスやイメージマーケティング戦略を、先端インフラ産業であるドコモ社は逸してしまったとしか私には思えません。実に勿体ないことです。世の中には賢い消費者や企業魅力や文化に期待する生活者が沢山いることをお忘れになっては困ります。

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    2 Comments »

    • Ryuta Sato

      はじめまして。iPhone関連の記事を中心に参考にさせて頂きました!!
      非常にためになりました。今後とも足を運ばせて頂きます!!

    • zero:master (author)

      >Ryutaさん

      コメントありがとうございます!

      お役にたてたようで、大変嬉しく思います。
      サイトのほうは、今々はデフォルトテンプレートのままのデザインでお恥ずかしい限りですが、徐々にブラッシュアップしていきますので、今後ともよろしくお願いします!

      またお気軽にコメントください!

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