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2009年7月22日。iPhoneで日食を撮る。

投稿日 2009/07/26閲覧数 9,050 viewsコメント数 No Comment add to hatena (0) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (0) add to Yahoo!Bookmark (0)
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日本では、46年ぶりの皆既日食ということで。

京都では、皆既日食とまではいかないものの、最大食分0.809ということで、11時前に職場のベランダで期待を胸に空を見上げた。

あいにくの曇空だったものの、薄雲の向こうに三日月型に欠けた太陽を拝むことができた。鮮明な食ではなかったものの、曇空が予想外の効果を生み、雲間に曖昧に輝く頼りなげな太陽の姿も、なかなかに良かった。

思わず、iPhone3G で撮影。意外と写るものだ。

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日食を追いかけているマニアの方が、「日食は世界と自分の存在、命の奇跡、太陽のありがたみ、そうしたものを再認識する機会」というような趣旨のことを話していたけれど、確かにそうなのだな、と感じた。いつも当たり前にあるはずのものが消えて行く不安。科学的知識のなかった昔の人が、空を見上げる時の不安・恐怖は、いかばかりだったろうか。一時的な現象だと理解している現代人の自分でさえ、多少薄ら寒い気持ちを抱えながら見ているのだから。

次回の皆既日食は、2035年9月2日とのこと。26年後。
次はどんな気持ちで見上げるだろう。完璧な皆既日食を見るために、現場へ赴くのも悪くないな、と思う。

国立天文台

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