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	<title>ゼロ・デザイニング [0-designing] &#187; Movie</title>
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	<description>MacとかiPhoneとかアートとかデザインとか写真とかLifeHackとかレビューとか。</description>
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		<title>日本を誇れ：紀里谷和明 監督 第2作、映画『GOEMON』。</title>
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		<pubDate>Mon, 02 Feb 2009 16:39:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>zero:master</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interest]]></category>
		<category><![CDATA[Movie]]></category>

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		<description><![CDATA[前作<strong>『CASSHERN』から 5年</strong>。<strong>紀里谷和明</strong> 監督の最新作が発表された。その名も<strong>『GOEMON』</strong>。2年のリサーチ、3年の制作期間をかけた意欲作。

公開は、<strong>2009年5月1日</strong>。

『CASSHERN』同様、<strong>鳥肌が立つほどヒロイックなアクションと、美しさの中に暗さを孕んだ世界観</strong>に期待が高まる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="leadimage"><img height="400" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2009/02/goemon.jpg" alt="entrytitle" /></div>
<p>前作<strong>『CASSHERN』から 5年</strong>。<strong>紀里谷和明</strong> 監督の最新作が発表された。その名も<strong>『GOEMON』</strong>。2年のリサーチ、3年の制作期間をかけた意欲作。</p>
<p>公開は、<strong>2009年5月1日</strong>。</p>
<p>『CASSHERN』同様、<strong>鳥肌が立つほどヒロイックなアクションと、美しさの中に暗さを孕んだ世界観</strong>に期待が高まる。</p>
<h3>刮目して見るべし</h3>
<p>ティーザートレーラー。<br />
<object class="youtube" width="500" height="306"><param name="movie" value="http://jp.youtube.com/v/e88oc1xk1HE&#038;hl=en&#038;fs=1&#038;ap=%2526fmt%3D18"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://jp.youtube.com/v/e88oc1xk1HE&#038;hl=en&#038;fs=1&#038;ap=%2526fmt%3D18" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="500" height="306"></embed></object></p>
<p>もう少し長めに、予告編。<br />
<object class="youtube" width="500" height="306"><param name="movie" value="http://jp.youtube.com/v/a_BzNsDvpRY&#038;hl=en&#038;fs=1&#038;ap=%2526fmt%3D18"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://jp.youtube.com/v/a_BzNsDvpRY&#038;hl=en&#038;fs=1&#038;ap=%2526fmt%3D18" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="500" height="306"></embed></object></p>
<h3>新しい「日本」の表現</h3>
<p>今回の舞台は、戦国時代。主人公は、かの有名な盗賊、<strong>石川五右衛門</strong>。</p>
<p><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2009/02/goemon_2.jpg" alt="goemon_2" width="530" height="320" class="attachment wp-att-494 alignleft" /></p>
<blockquote><p>1582年、天下統一を目指した織田信長は、その夢目前にして、家臣である明智光秀の謀反により本能寺で暗殺される。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉が光秀を討伐し、その功績をもって信長の後を継ぐ。世は、火種を残しつつも一時の平和を謳歌していた。そこに、彗星のごとく現れる一人の盗賊。その名は石川五右衛門。超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しき者たちに分け与える英雄に庶民は熱狂する。ある夜、五右衛門は、盗み出した財宝の中に南蛮製の箱を見つける。その箱の中にはある重大な秘密が隠されていた。忘れ去ろうとしていた過去の扉を開いてしまう五右衛門。箱の秘密を追う石田三成と霧隠才蔵、そして徳川家康と服部半蔵。真実を巡る壮絶な戦いが始まる。</p></blockquote>
<p>舞台は、日本。『CASSHERN』でも、土台に和の雰囲気を漂わせていたけれど、今回はストレートに舞台を日本にしてきたところに、挑戦を感じる。戦国時代をどう料理するのか、楽しみだ。</p>
<h3>「アイコン」としての人物に、何を語らせるか</h3>
<p>前作『CASSHERN』は、賛否両論悲喜交々。むしろ批判のほうが多かったように思う。<br />
個人的には、『CASSHERN』のような、新しいクリエイティビティへの挑戦が評価されないようでは、日本の映画界は死んでしまうと思うんだけれど。水戸黄門で満足する人は、コタツに入ってずっと再放送を観ていればいい。</p>
<p><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2009/02/goemon_3.jpg" alt="goemon_3" width="530" height="320" class="attachment wp-att-495 alignleft" /></p>
<p>例えば、『CASSHERN』を原作の再現度で評価しようとする人がいるが、過去の作品の焼き直しや、原作の無難な映画化ほど、見ていて痛々しい作品もない。<strong>問題は、「何のために創るのか」「そのために何を題材にするのか」ということであって、「どれだけ原作に忠実であるか」「いかに観客の期待に応えているか」ということは、作品を測る物差ではない</strong>のだ。<br />
そういう意味で、前作『CASSHERN』は、「新造人間キャシャーン」をモチーフに新解釈を加えたものだったと思うし、今作もそのスタンスは変わっていないのだと思う。<strong>「石川五右衛門」「霧隠才蔵」「服部半蔵」。史実上の人物としてよりも、もはや、ある種の「アイコン」と化した人物達。</strong>彼らのアイコンとしてのパワーを利用しつつ、何を語らせるのか。どう再構築するのか。そこに興味がある。</p>
<p>「自分が思っていた石川五右衛門は、こんなのじゃない。」「史実と違う。」と言うような、的外れの批判が出ないことを祈るばかりだ。（今作では流石に無いか。。）</p>
<h3>日本を誇れ</h3>
<p>邦画で、予告編を観て鳥肌がたったのは久しぶりだ。それだけの美しさと激しさと情熱が、紀里谷監督の作品には込められていると思う。『CASSHERN』を観た時にも感じたが、<strong>今ないものを創ろう</strong>という気持ちが溢れていて心地良い。底辺に流れる、人間臭いヒーローへの憧憬や、和製アニメ的表現へのオマージュも、観ていて、あぁ日本人で良かったなと思えて嬉しかったりする。</p>
<p>美しくクールなようでいて、何処か汗の匂いがするような、人間くさいヒーロー像。</p>
<p><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2009/02/goemon_5.jpg" alt="goemon_5" width="530" height="320" class="attachment wp-att-497 alignleft" /></p>
<p>こういう絵を撮れる監督が日本に居て、正直に嬉しく思う。</p>
<p><strong>誇ろう、日本を。誇ろう、過去ではなく、未来の作品を撮ろうとする人たちを。</strong></p>
<p><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2009/02/goemon_4.jpg" alt="goemon_4" width="530" height="398" class="attachment wp-att-496 alignleft" /></p>
<p>&#8212;</p>
<p>『CASSHERN』アクションシーン。今観ても、鳥肌が立つ。<br />
<object class="youtube" width="500" height="306"><param name="movie" value="http://jp.youtube.com/v/emYqURahUKI&#038;hl=en&#038;fs=1&#038;ap=%2526fmt%3D18"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://jp.youtube.com/v/emYqURahUKI&#038;hl=en&#038;fs=1&#038;ap=%2526fmt%3D18" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="500" height="306"></embed></object></p>
<p>&#8212;</p>
<p><a class="abox" target="new" href="http://www.goemonmovie.com/">『GOEMON』公式サイト</a><br />
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<li>見つかりませんでした。</li>
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		<item>
		<title>この世界を、生きるということ。レビュー：映画『潜水服は蝶の夢を見る』。</title>
		<link>http://0-designing.com/2008/11/18/309.html</link>
		<comments>http://0-designing.com/2008/11/18/309.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 18 Nov 2008 14:30:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>zero:master</dc:creator>
				<category><![CDATA[Movie]]></category>
		<category><![CDATA[Music]]></category>
		<category><![CDATA[Review]]></category>

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		<description><![CDATA[あなたは、生きていますか。

生きているとは、どういうことですか。

身体があり、精神がある。それが、生きているということだろうか。身体と精神と、どちらも生を体言する存在だ。その片方を失った時、人は生きていると言い得るだろうか。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="leadimage"><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/papillon.jpg" alt="生きるということ。レビュー：映画『潜水服は蝶の夢を見る』。" height="400" /></div>
<p><strong>あなたは、生きていますか。</strong></p>
<p>生きているとは、どういうことですか。<br />
身体があり、精神がある。それが、生きているということだろうか。身体と精神と、どちらも生を体現する存在だ。その片方を失った時、人は生きていると言い得るだろうか。</p>
<blockquote><p>病院のベッドで目を開けたジャン＝ドーは、自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。そして身体がまったく動かず、唯一動かすことができるのは左目だけだという事も。ジャン＝ドーは雑誌「ELLE」の編集者で、三人の子どもの父親だった。彼は言語療法士の導きにより、目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。やがて彼はそのまばたきで自伝を書き始めた。その時、彼の記憶と想像力は、動かない体から蝶のように飛び立った…。</p></blockquote>
<p><object class="youtube" width="425" height="344" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0"><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="allowscriptaccess" value="always" /><param name="src" value="http://www.youtube.com/v/7olM7fRxEU4&amp;hl=ja&amp;fs=1" /><embed type="application/x-shockwave-flash" width="425" height="344" src="http://www.youtube.com/v/7olM7fRxEU4&amp;hl=ja&amp;fs=1" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always"></embed></object></p>
<p>精神を失った状態が植物状態なら、逆に身体を完全に失った状態。<strong>「ロックトイン・シンドローム」</strong>。身体に精神を閉じ込められた状態。それが、この物語の主人公、ジャン＝ドミニック・ボービーの症状だ。</p>
<p>元『ELLE』の編集長。華々しいイメージとの落差もさることながら、この物語は、左の瞼以外、指一本たりとも動かせないボビー本人が、20万回の瞬きで綴った自署を元にしていることに、衝撃を受ける。</p>
<p><img class="attachment wp-att-311 alignleft" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/papillon_2.gif" alt="papillon_2" width="530" height="100" /></p>
<p><strong>「ぼくは生きている。話せず、身体は動かないが、確実に生きている。」</strong></p>
<p>ジャン＝ドーは、確かに生きていた。</p>
<p><strong>心を失わない限り、人は生きていける。</strong><br />
世界の果てまで旅をすることもできるし、美食に舌鼓を打つこともできる。美女との享楽を愉しむこともできる。想像力は、無限だ。身体は動かなくても、スカートの翻りや、伸びやかな四肢に、心を惹きつけられる。瞬きで、ジョークを飛ばすことだってできる。人間性は、死なない。</p>
<p><img class="attachment wp-att-312 alignleft" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/papillon_3.gif" alt="papillon_3" width="530" height="100" /></p>
<p>洒落ていて、ウィットに富み、教養深く、女たらしで、皮肉屋で、時に戯曲に想いを馳せ、何よりも子供を愛する、そんなジャン＝ドーの姿を淡々と描く。変に強調したり、ドラマティックにすることもなく、仕事人であり、父親であり、夫であり、男であり、息子でもある、一人の人間の、まさに生きる姿を、誠実に見つめ、描き出している。</p>
<p>小説も購入して読んでみたが、映画を観た印象と、書籍を読んだ印象と、寸分違わないことに感銘を受けた。映画の出来の良さを表している。</p>
<p><a class="attachment wp-att-314 alignleft" href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062088673?ie=UTF8&amp;tag=i021a-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=4062088673" target="new"></a><img style="border:none !important; margin:0px !important;" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=i021a-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4062088673" border="0" alt="" width="1" height="1" /></p>
<p>驚くべきことは、ジャン＝ドーが倒れ、その後、左目の瞬きだけで書籍を綴り、急逝するまでの期間だ。倒れたのが、1995年12月8日、43歳の時。フランスで本が出版されたのが、1997年3月7日。急逝したのが、それからわずか 2日後の1997年3月9日。<strong>わずか1年あまりの間に、ジャン＝ドーは自身の状態を受け入れ、新しいコミュニケーション手段を身につけ、自身と（あるいは世界と）向き合いながら、一冊の本を書き上げたのだ。</strong>その精神力に感服する。</p>
<p>この物語には、ジャン＝ドーの人生の輝きが、確かに刻み込まれている。</p>
<p><img class="attachment wp-att-313 alignleft" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/papillon_4.gif" alt="papillon_4" width="530" height="100" /></p>
<p>サントラには、ルー・リードなど、数々の名曲が使われているが、最も心に残るのは、以下の 2曲だろう。</p>
<p>&#8220;Don&#8217;t Kiss Me Goodbye&#8221;のフレーズが印象的な、テーマ曲。<br />
（唄っているのは、妻役で出演している、エマニュエル・セニエ。）</p>
<p><a class="abox" href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/stat?id=nMwMxiPdQIE&amp;offerid=94348&amp;type=3&amp;subid=0&amp;tmpid=2192&amp;RD_PARM1=http%253A%252F%252Fitunes.apple.com%252FWebObjects%252FMZStore.woa%252Fwa%252FviewAlbum%253Fi%253D257428797%2526id%253D257428513%2526s%253D143462%2526partnerId%253D30"><img src="http://ax.itunes.apple.com/images/badgeitunes61x15dark.gif" alt="Ultra Orange &amp; Emmanuelle - Ultra Orange &amp; Emmanuelle - Don't Kiss Me Goodbye" width="61" height="15" />Don&#8217;t Kiss Me Goodbye &#8211; Ultra Orange &amp; Emmanuelle</a></p>
<p>もう 1曲。氷河が崩れ落ちるシーンなどで使われている、物哀しいバッハのピアノ曲。</p>
<p><a class="abox" href="http://click.linksynergy.com/fs-bin/stat?id=nMwMxiPdQIE&amp;offerid=94348&amp;type=3&amp;subid=0&amp;tmpid=2192&amp;RD_PARM1=http%253A%252F%252Fitunes.apple.com%252FWebObjects%252FMZStore.woa%252Fwa%252FviewAlbum%253Fi%253D82853283%2526id%253D82853586%2526s%253D143462%2526partnerId%253D30"><img src="http://ax.itunes.apple.com/images/badgeitunes61x15dark.gif" alt="Philharmonic Symphony Orchestra - ザ・ベスト・オブ・バッハ - ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056 - Largo" width="61" height="15" />ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056 &#8211; Largo &#8211; バッハ</a></p>
<p>是非、彼の生きる姿を観てみて欲しい。</p>
<p><strong>あなたは、生きていますか。</strong></p>
<p><a class="abox" href="http://www.chou-no-yume.com/" target="new">映画『潜水服は蝶の夢を見る』　オフィシャルサイト</a></p>
<p><a class="abox" href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0017LZRE0?ie=UTF8&amp;tag=i021a-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=B0017LZRE0" target="new">映画『潜水服は蝶の夢を見る』　DVD</a><img style="border:none !important; margin:0px !important;" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=i021a-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B0017LZRE0" border="0" alt="" width="1" height="1" /><br />
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		<title>現実と仮想の狭間で。レビュー：映画『Revolver』（リボルバー）。</title>
		<link>http://0-designing.com/2008/11/15/197.html</link>
		<comments>http://0-designing.com/2008/11/15/197.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 14 Nov 2008 16:29:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>zero:master</dc:creator>
				<category><![CDATA[Movie]]></category>
		<category><![CDATA[Review]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://0-designing.com/?p=197</guid>
		<description><![CDATA[<strong>ガイ・リッチー監督作品。</strong>

『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』など、疾走感に溢れるクライム・ムービーで一世を風靡した感があるが、元妻のマドンナを起用した『スウェプト・アウェイ』は酷評。久々のクライム・ムービーと言うことで期待して観た。

が、ハッキリ言って、既存のガイ・リッチー作品を期待する人にはオススメできない内容。
<strong>かと言って駄作かと言うと、そんなことは全く無い。</strong>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="leadimage"><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/revolver.gif" alt="現実と仮想の狭間で。レビュー：映画『Revolver』（リボルバー）。" height="400" /></div>
<p><strong>ガイ・リッチー監督作品。</strong></p>
<p>『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』など、疾走感に溢れるクライム・ムービーで一世を風靡した感があるが、元妻のマドンナを起用した『スウェプト・アウェイ』は酷評。久々のクライム・ムービーと言うことで期待して観た。</p>
<p>が、ハッキリ言って、既存のガイ・リッチー作品を期待する人にはオススメできない内容。<br />
<strong>かと言って駄作かと言うと、そんなことは全く無い。</strong></p>
<p><span id="more-197"></span></p>
<p><img class="attachment wp-att-306 alignleft" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/revolver_2.gif" alt="revolver_2" width="530" height="100" /></p>
<blockquote><p>罠にはめられ投獄された凄腕ギャンブラーのジェイクは、獄中でギャンブルの究極のテクニックを会得。出所後、カジノ王・マカから大金を巻き上げて恨みを晴らす。逆上したマカはヒットマンを雇い、ジェイクを抹殺するように命令するが、ザックとアヴィの二人組によってジェイクは救われる。二人は彼を匿うことを条件に、全財産を渡すことを要求。さらに、血液の病気で余命が3日であることを宣告するのだった…。</p></blockquote>
<p><object class="youtube" width="425" height="344" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0"><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="allowscriptaccess" value="always" /><param name="src" value="http://www.youtube.com/v/SC7iJDeS1lw&amp;hl=ja&amp;fs=1" /><embed type="application/x-shockwave-flash" width="425" height="344" src="http://www.youtube.com/v/SC7iJDeS1lw&amp;hl=ja&amp;fs=1" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always"></embed></object></p>
<p><strong>爽快感とは無縁の、禅問答的映画。</strong></p>
<p>物語は、ある意味、破綻をきたしているし、監督自身も「わけがわからない映画かもね。ははは。」という感じ。何も考えず流されたい時に観るべき映画ではないが、デヴィッド・リンチなどが好きで、それなりに映画を色々観ている人にはオススメできる。一方で、物語の裏を読んで、考え、何らか想像を働かせることに楽しみを見出せる人でなければ、ワケワカラン映画になりかねない。</p>
<p><strong>「自分意外の絶対的な存在」</strong>というものを意識したことはあるだろうか。<br />
「自分が世界を動かし支配している」という妄想に駆られたことはあるだろうか。<br />
本作のテーマは、まさにそこにある。</p>
<p><strong>現実と仮想（脳内）が入れ替わり立ち代わりする映画</strong>だ。「リボルバー」というタイトルの意味はそこにある。<br />
重要なのは「これが現実なのか？仮想なのか？」と、事細かに分析することではない。そこに象徴されている何かを思いながら感じることだ。</p>
<p>チェスとペテンが、理性と騙しの象徴的な存在として映される。</p>
<p>&#8212;</p>
<p>以下、観た人向けに。</p>
<ul>
<li>【説１】全ては、ジェイクの別人格と妄想の2人が仕組んだペテン。<br />
ジェイクは、復讐を遂げるために自分をペテンにはめる必要があった、ということ。最大のペテンとは、<strong>ジェイク自身が「ゴールド（絶対的な存在）」</strong>であると、自分自身に信じ込ませたこと。自ら死地に赴くようなことをしたのも、それを信じきれたからこそできたこと。妄想で理性を殺さなければ、できなかった。</p>
<p>理性を働かせた状態では、復讐できない。<strong>相手を自滅させることが、最大の復讐であり、最大のペテン。</strong>自分は弱い存在だと思わせ、最後に逆転する。</p>
<p>そのための自我対決だった。自分で自分を操る不思議。</li>
<li>【説２】<strong>全ては、ジェイクの獄中での妄想。</strong><br />
この物語自体が、獄中でのジェイクの現実逃避の妄想。※ が、これはあまりに短絡的に過ぎるし、面白みもない。個人的には【説１】として、ごちゃごちゃ考えるのが性に合っている。</li>
</ul>
<p><strong>結局、人はどこかで「絶対的な存在＝ゴールド」を求めている。</strong>実在するのかしないのか、わからなくても。<br />
存在の有無に意味は無い。存在は身体でなく、精神で定義されるものだ。</p>
<p><img class="attachment wp-att-307 alignleft" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/revolver_3.gif" alt="revolver_3" width="530" height="100" /></p>
<p>ジェイクはエレベーター内で、自分の自我と対決し、精神で肉体を乗り越えた。<br />
乗り越えさせられた、と言うべきかもしれない。「これは自分の脳内のフィクションなんだ。すべては自分の思い通りになるはずだ。」という妄想を信じこまされたとも言える。それが別人格の最大のペテン。</p>
<p>そして、畏れず、ただ淡々と、他の人には理解できない行動をとる。</p>
<p><img class="attachment wp-att-308 alignleft" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/11/revolver_4.gif" alt="revolver_4" width="530" height="100" /></p>
<p>理解できない存在を前にして、人は自分の経験や知識で（つまり、理性で）判断を下そうとする。しかし、理性では判断できない。異常を正常で定義しようとすること自体が無理な話だ。そして、<strong>理性は説明づけのために、「ゴールド」を登場させる。</strong>存在すら怪しい絶対的な存在を。「彼はゴールドなんだ。だから、平気なんだ。」という説明づけ。そして、自ら破滅する。復讐は完遂される。</p>
<p>&#8212;</p>
<p><strong>生物（人間も）の存在意義は、所詮、遺伝子を運ぶ乗物であること以外の何物でもない。</strong><br />
この映画を観て、そんなことを考えた。</p>
<p>トータルの完成度では、イマイチな出来だったけれど、ガイ・リッチーの新境地を期待させる内容だった。</p>
<p>次作がどうなるか。次の一歩が楽しみでもあるし、怖くもある。</p>
<p><a class="abox" title="映画『Revolver』（リボルバー）　オフィシャルサイ" href="http://www.astaire.co.jp/revolver/" target="new">映画『Revolver』（リボルバー）　オフィシャルサイト</a></p>
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		<title>レビュー：映画『THE MIST』（ミスト）が、凄すぎた。</title>
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		<pubDate>Sat, 20 Sep 2008 09:58:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>zero:master</dc:creator>
				<category><![CDATA[Movie]]></category>
		<category><![CDATA[Review]]></category>

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		<description><![CDATA[<strong>久しぶりに凄い映画を観てしまった。</strong>

<strong>リアリティがある。凄みがある。</strong>エンドロールの最中、ラストシーンの重みに押しつぶされそうになった。動けなかった。
スティーブン・キングの世界を鮮やかに、かつ、残酷に描き抜いた、フランク・ダラボン監督の手腕に圧倒される。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="leadimage"><img height="400" src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/09/myst.gif" alt="レビュー：映画『THE MIST』（ミスト）が、凄すぎた。" /></div>
<p><strong>久しぶりに凄い映画を観てしまった。</strong></p>
<p><strong>リアリティがある。凄みがある。</strong>エンドロールの最中、ラストシーンの重みに押しつぶされそうになった。動けなかった。<br />
スティーブン・キングの世界を鮮やかに、かつ、残酷に描き抜いた、フランク・ダラボン監督の手腕に圧倒される。</p>
<p><span id="more-76"></span></p>
<p><a target="new" href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001CJ0UXA?ie=UTF8&#038;tag=i021a-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=B001CJ0UXA"><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/09/myst2.gif" alt="myst2" width="530" height="380" class="attachment wp-att-78 alignleft" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=i021a-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B001CJ0UXA" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>
<blockquote><p>7月19日の夜、メイン州西部の全域が、未曾有の激しい雷雨にみまわれた。嵐に脅える住民たち。だが、その後に襲ってきた“霧”こそが、真の恐怖だったのだ。その霧は街を覆いつくし、人々を閉じ込めてしまう。時を同じく、デイヴィッドとビリーの父子は食料を買出しに行ったスーパー・マーケットで“霧”に閉じ込められてしまう。他の買い物客が建物の外に出ようとすると、次々に霧の中の何者かに襲われていく。立ち往生を強いられる中、母の待つ家に帰ろうとビリー少年に哀願されるデイヴィッド。そしてある決意を固めて絶望的な状況の中、父子での決死の脱出を図る二人の前についに姿を現す“霧”の正体とは? 人間は見たことのない恐怖の前にどのような選択をするのか。そして奇怪な霧に閉じ込められた人々の運命は?</p></blockquote>
<ul>
<li>監督・製作・脚本 ： フランク・ダラボン</li>
<li>原作 ： スティーヴン・キング</li>
<li>出演 ： トーマス・ジェーン 、 マーシャ・ゲイ・ハーデン 、 ローリー・ホールデン 、 アンドレ・ブラウアー 、 トビー・ジョーンズ</li>
</ul>
<p><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/09/myst3.gif" alt="myst3" width="530" height="100" class="attachment wp-att-79 alignleft" /></p>
<p>大枠のストーリー的には、他のキング作品と同様に、特別に趣向を凝らした展開になっているわけではない。<br />
脅威の正体は、かなり初期の段階であっさり明かされるし、登場人物の行動も大方予想通りに進む。何より、主人公がいわゆる現代社会に生きる一般教養人的な思考・行動をとるので、感情移入も楽だ。</p>
<p>…と思って観ていると、だんだん雲行きが怪しくなる。主人公の持つ規範が本当に正しいことなのか、わからなくなってくる。</p>
<p>そして混乱が、<strong>秀逸なカメラワーク</strong>で映し出される。<br />
（これは撮影手法によるものらしいが、とてもよく撮れている。普通、遠目のシーンと接写のシーンは別々に撮るが、この映画では役者が演じている中を、２人のカメラマンが縦横無尽に動き回って撮影をしたらしい。役者は、今、遠目から体全体を撮られているのか、それとも顔のアップを撮られているのか、わからない。その場所に存在する人そのものを演じる必要があった。その演技を様々にフォーカスを変えながらカメラが切り取って行く。それが、<strong>まるで自分がその場で周りを見渡しているかのような臨場感</strong>を与えてくれる。）</p>
<p>ストーリーのほうは、<strong>「映画史上かつてない、震撼のラスト15分」</strong>、と銘打たれているように、強烈なラストに向かって転がるように進んで行く。全く飽きさせないし、内包されているテーマも興味深い。</p>
<p>ちなみに、ラストシーンは原作と異なる。フランク・ダラボン監督発案のオリジナルになっている。原作者であるキングをして、「自分が小説を書いた時に思いついていたら、そうしていた。」と言わしめたお墨付きだ。</p>
<p>心と時間に余裕がある時に、是非観てみて欲しい。</p>
<p><object class="youtube" width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/-cRP0MdWU0Q&#038;hl=ja&#038;fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/-cRP0MdWU0Q&#038;hl=ja&#038;fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object></p>
<p><a class="abox" target="new" href="http://www.mistmovie.jp/">映画『THE MIST』（ミスト）公式サイト</a></p>
<p><strong>※※※※※※※※※※※　以下、一部ネタバレあり　※※※※※※※※※※※※</strong></p>
<p>主人公は、ある意味「文化人」「社会人」「現代人」の象徴。<br />
ミセス・カーモディは、「狂信」「異端者」「はみ出し者」の象徴。<br />
（「」つきなのは、それは視点によって全く異なるから。）</p>
<p>誰が正しいのか。生きよう、子供を守ろう、そのためには危険も厭わず戦おうとする主人公か。狂信的な（本人としては、誰よりも敬虔な）ミセス・カーモディか。どちらが正しいのかは、決して絶対的な基準によるものではない。ありえない異常な状況を、ああもあっさり設定したのは、フィクションや神話の世界を現実に目の前にした時に、それまでの良識が何の意味も持たないものになるということを、フラットに判断できるラインまで観客の意識を押し戻すためなのだろう。</p>
<p><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/09/myst4.gif" alt="myst4" width="530" height="100" class="attachment wp-att-80 alignleft" /></p>
<p>喰い、寝て、生殖して、子を産み、ただ遺伝子を残していくだけの時間に、<strong>「人生」</strong>という名前をつけて、愛だの恋だの成功だの、自己意識に満ち満ちた意味付けをしようとする人間たち。どんな規範にのっとろうが、それは時に破滅的な結末に自身を追い込んで行く。</p>
<p>蟲は愚直だ。食糧がある。生きるために襲い、喰う。それだけ。</p>
<p>人は違う。行動に、理性を信念を洞察を考慮を配慮を愛情を博愛を、そして<strong>自己犠牲を求める。求められる。</strong><br />
本能の対局にある行動をとることが、評価される。自己犠牲とは、そういうものだ。誰も出来ないからこそ評価される一方で、出来なければ糾弾されさえする。その犠牲の結果が、実利につながっている必要は全くない。ただ、その時の規範に沿っていれば意味があるのだ。<strong>そして誰かが生贄になる。</strong></p>
<p>主人公たちが車内から見上げる巨大な蟲。見ようによっては、神でもあり、悪魔でもあり、けれど結局は巨大な蟲に過ぎない。<strong>意味付けをするのは、いつでも人間だ。</strong>人間はそうして、神話を生み出し、宗教を生み出し、戒律を生み出し、法律を生み出し、自己と社会を定義し続けてきた。何のために？神の御心に従うために？犯罪抑制のために？否。自己の恐怖と欲望と闘うために。</p>
<p><strong>ラストに吐いた。</strong></p>
<p>蟲に殺されるくらいなら、自分が手を下したほうがマシだという傲慢。子殺しという「大罪」を冒した主人公を、物語はその後さらに情け容赦なく打ちのめす。妻と子供と行動を供にした人たちを殺したのは、蟲ではなく、結局は<strong>彼自信の持つ意思</strong>だった。スーパーから脱出せず、犠牲者を出しながら蟲と戦い、ミセス・カーモディと対立し、あてなく車で逃げ出し、最後には自ら手を下した。</p>
<p>助かったのに…！助かっていたのに…！</p>
<p><img src="http://0-designing.com/wp-content/uploads/2008/09/myst5.gif" alt="myst5" width="530" height="100" class="attachment wp-att-81 alignleft" /></p>
<p><strong>希望と絶望は、表裏一体に隣接していて、善と悪、理性と狂気の狭間は「霧」のように曖昧だ。</strong><br />
人間もまた、地表を這いずり回る蟲に過ぎない。<strong>その存在に、意味など無い。</strong><br />
人間とは、そういうものだと、この映画は静かに伝えている気がする。</p>
<p>そして、この映画に点数をつけ、レビューを書き、あなたの感想は私と違うとか、理解できないとか、好きだとか嫌いだとか、そういうことをしている人がたくさんいること自体が、<strong>空恐ろしいアイロニーのように感じる</strong>のは自分だけだろうか。かくいう自分も、こうしてレビューにもならないレビューを書いてしまっているのだけれど。</p>
<p><a class="abox" target="new" href="http://www.mistmovie.jp/">映画『THE MIST』（ミスト）公式サイト</a></p>
<p><a class="abox" target="new" href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001CJ0UXA?ie=UTF8&#038;tag=i021a-22&#038;linkCode=as2&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=B001CJ0UXA">映画『THE MIST』（ミスト） DVD</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=i021a-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=B001CJ0UXA" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
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<p>└ 2009/05/30 (0 Responses)</p>
</li>
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