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モノを作る人に必要な、8つの心がけ。

投稿日 2009/03/13閲覧数 25,169 viewsコメント数 7 Comments add to hatena (110) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (6) add to Yahoo!Bookmark (0)
モノを作る人に必要な、8つの心がけ。

何かしら、モノを作る仕事をしている人にとって、どういう心がけで仕事をするかは、とても大切なことだと思う。

ふと、最近思うことが多いので、思うまま書き連ねてみる。

「クリエイター」という言葉は、あまりに「似非クリエイター」的な人が名乗る場合が多くて、おいそれとは使いたくないのだけれど、「本当のクリエイター」であるために必要な心がけと言ってもいいかもしれない。もっと言えば、どんな仕事であっても、そこにクリエイティブは必要だし、全ての「仕事をする人」にとっての心がけと言ってもいいと思う。

では、つらつらと。

  • アバンギャルドであること

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    モダナイズ(流行)か、アバンギャルド(革新)か。
    戦略上、モダナイズ路線を突っ走ったり、ミート戦略(と言えば聞こえがいいけれど、多くの場合ただの模倣)を採用することもあるかもしれないけれど、結局のところクリエイターの価値は、どれだけアバンギャルドであれるかどうかで決まる。モダナイズは流行へのタダ乗りで、短命だ。アバンギャルドは、時代を先取りする。新しい、本質的な価値を生み出すことができれば、息は長く、ポジショニングも揺るがない。

  • 自分にダメ出しをすること

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    人は、自己肯定ナシには生きられない。
    けれども、クリエイターは自分を否定し続けなければならない。この企画は本当に優れているのか?このデザインは本当に効果につながるのか?常に自分に問い続けなければならない。
    本気で考えたモノに対して、自ら全否定できるか。否定できる要素はないか、それこそ執拗に探し続けることができるか。この愚直な「作る→壊す」という作業が、クリエイターの仕事の全てだと言い切ってもいい。
    傷ついた回数が多ければ多いほど、完成物の輝きは増す。

  • 何度でもゼロ地点に立ち返ること

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    何度か同じようなフローで仕事をしていると、前の経験を引き合いに出しがちになる。
    けれど、「同じ仕事」というものは、決して存在しない。経験や勘に頼らず、いつも全く新しい案件として捉えることができるか。どこかの途中からではなく、ゼロから全てを積み上げていけるか。「今の仕事」に向かい合えるか。
    クリエイターにキャリアというものが存在するなら、それは、この姿勢をいかに自分のものにできているか、という意味でのキャリアだ。今までに何をしてきたか、何を作ってきたか、は、実は全然関係がないことだ。それは、「過去の仕事」でしかない。

  • クライアントに同化すること

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    ビジネスの中で、対価をいただいて仕事をしている以上、そこに「私」は存在しない。あるのは、ビジネスの「目的」とそれに対する「成果」だ。自分の好き/嫌い、志向性、価値観、そんなものは、クライアントにとって何の意味もない。
    どれだけクライアントと同化して考えることができるか。同化しつつ、他人の目線で考えることができるか。「自分」という自我の要素は、いったん全て締め出さなければいけない。クリエイターは、結局クライアントの代弁者でしかない。答えは全てクライアントの中に眠っている。
    「私」には価値はない。価値があるとすれば、それは「私」ではなく「私の仕事」にだ。

  • どんな状況でも「できる方法」を探すこと

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    全ての仕事に言えること。「できない理由」はいくらでもある。「できない理由」は誰だって見つけられる。だからこそ、一見できなさそうな事柄に対して、「何とかできる方法」を見つけられる人に価値がある。誰もができることを、できるようにやることは、誰でもできる。誰もができないと思うことを、できる方法を見つけて、できる形に変えてやること。それがクリエイターの仕事だ。
    「無理です」「難しいです」「できません」「わかりません」。そんな言葉は、クリエイターの辞書にあってはならない。

  • 自分の仕事の範囲を拡げていくこと

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    仕事には対価があり、責任がある。
    この責任の範囲を自ら拡げることができるか、どこまでを自分の仕事として捉えることができるか、がとても大切だ。
    仕事のできない人は、まず自分の責任範囲・仕事の範囲に線引きをする。「私の仕事はここまでです」と言わんばかりに。本来、個々の仕事はもっと有機的に関わりあっていて、線引きなどできないのに。
    一つの仕事は、次の仕事への営業でもある。常に相手の期待値を上回る結果を出さなければ、次の仕事の依頼はない。自ら手をあげる人、仕事の範囲を広く捉えることができる人には、次にもっと大きな仕事の依頼が来る。線引きをする人には、前回を下回る依頼しか来ない。もしくは、二度と仕事は来ない。

  • 受容・共感すること

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    クリエイティブは、コミュニケーションだ。他者の存在しないクリエイティブなど、存在しない。他者に評価されて、初めてクリエイティブはクリエイティブとして価値を持つ。
    だからこそ、自分だけで仕事をしているわけではないことを、常に言い聞かせる必要がある。
    自分の意見に賛同してくれる人ではなく、否定してくれる人を探そう。違う意見の人を大切にしよう。そして、「違う」ことを受け入れよう。合気道精神を身につけよう。「俺が/私が」という人は、絶対にクリエイターにはなれない。

  • 肯定する・笑う・感じがいいこと

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    自分にダメ出しをし、傷つき続けて何かを生み出そうとしていると、どうしても沈んでしまいがちだ。けれど、そこで暗くなってしまったり、悲観的になってしまったら、そこから良いモノは決して生まれてこない。苦しみつつ、けれど、前向きに明るく笑いながら作ること。
    笑顔。肯定。楽観。人間性。実は、そんなことが何より大事だったりする。

以上、一気に書いてみた。うん、ちょっとスッキリ。

自分でも、まだまだ出来ているとは言いがたいけれど、こうしたことは根っこに強く噛み締めていたいなと思うのです。

仕事をしている人全てに、何かを作ろうとしている人に、何かしら伝わるモノがあれば幸いです。

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